ボドゲゆる紹介【ポケットマッドネス】

ポケットマッドネス(Funforge)

「ノーマルかくとうどくじめんひこうむしいわゴースット」

これ、ポケットモンスターのタイプ暗記歌らしいんですが、小学校で流行っているのか1号が事あるごとに諳んじていて、ボドゲ中だろうがごはん中だろうがうるさいくらいだったんで、こちらも「すいきんちかもくどってんかいめい!」を詠唱し、更に「るーらるすーさすしむずーじーむーむずまじまほしふゆ(黒須式)」で対抗していたんですが、圧倒的なれんぞく攻撃を受けてしまい、ついには聞いてるこっちもポケモンタイプうたを覚えてしまいました。なので今、ポケモンのタイプには強いです!(使う機会あるんけ?)

そんなみんな大好きポケットモンスターですが、ポケットと言えばポケットマッドネスな訳ですね(こじつけ)。アークライトより完全日本語版が出るよーっていうアナウンスがあったにも関わらず、完全英語版をゲットだぜ!!したので、アルファベットがやっと読めるくらいの1号と遊んでみました。まぁ7枚のポータルカードに描かれている特殊効果がわかればいいくらいの言語依存なので、何度か「ポータルを封印!」とかやっているうちに覚えてしまうくらいの大した依存度ではないんですが、これが米アマゾンからのボドゲ輸入にも手を出すきっかけになったんじゃないか(予知)とワクワク心配しているいっちです。こんにちわ。

今日はそんなポケットでマッドネスなカードゲーム「ポケットマッドネス」をゆる紹介したいと思います。

ポケットなマッドネス

ポケットマッドネスの概要とゲームの目的

もうタイトルが超絶イカしてまして、概要とかあんまりいいかなって感じです。だってポケットでマッドネスですよ。そしてカードイラストも怪物感が圧倒的に出ています。ちっこい人間達が気づかない風なのもよいポップテイストを醸し出してます。大ダコを追っかけている潜水艦がそれよりも圧倒的に大きなクトゥルフに気付いていなかったり、宇宙開発してみたらアザトースの住処だったり、クトゥルフ神話の怪物はこんななのか!と非常に興味深いです。

ゲームの目的ですが、古代研究者となって、場札を取りつつ手札を無くすことで正気を保ち(狂気キューブを減らす)、他の研究者達を狂気の底に追いやる(狂気キューブを与える)マッドネスなカードゲーム(ラミィ系)です。

相手プレイヤーを直接攻撃するには、全種類の場所カードを揃えなくてはならない。その一方で、場札が無くなったり/誰かが手札を無くした時には、一転手札で持っている場所カードの種類分だけこちらの狂気が進んでいってしまうというジレンマを抱えています。

ショゴスの「雨か?」的な紳士が好き。そしてガグかわいいよガグ。

ゲームの準備

7種類の場所カードが合計63枚(⑥が6枚、⑦が7枚・・・⑫が12枚)と、それぞれの場所カードに対応する7種類のポータルカードが1枚ずつの7枚。合計70枚を使用します。

まず、ポータルカード(7枚)を表向きに7枚並べます。⑥のクトゥルフから順番に並べておくのがいいでしょう。

その後、場所カード63枚をシャッフルし、2枚ずつを各プレイヤーに手札として配ります。

配り終えたら、残った場所カードからランダムに17枚を抜き出し、抜き出した17枚以外を表向きにし、裏向きの17枚と合わせてシャッフルします(この時、裏向きカードと表向きカードが混ざります)。シャッフルした後のカード順を維持したまま場にざーっと並べます。多くは表向きになりますが、所々裏向きの不明な場所カードが17枚挟まれて場札に並ぶことになります。

所々裏向きカードが混ざることで不完全な場札把握になりますが、各場札カードの数が決まっている為、ターンが進むに連れてある程度予想ができていくのが特徴で、そんな中で一部不完全な公開場札があるというのがアクセントになってて面白いです。

ポータルカード7枚と場札をずらっと。上には場所カードが並んでいる。

※テーブルとかツルツルしたところだとうまく均等に並べるのが辛い。

そして、狂気キューブ40個をみんなから取りやすい位置に置いて準備完了!

ゲームの流れ

手札を無くすには、ラミィよろしく手札を揃えて場に出すことで減らしていったり、時に獲得した怪物の特殊効果を使ったりで相手の邪魔をしたりしながらゲームを進めていきます。

スタートプレイヤーからターンを開始していきますが、自分のターンで行えることには【必須アクション】と【任意アクション】の2つがあり、どちらを先にしても構いません。

まず【必須アクション】は以下3つのアクションからどれか1つだけが行えます。

  1. 狂気研究を進める:並んだ場札の先頭から好きな枚数を手札に加える(3枚まで)
  2. ポータルを開く:手札から同一の場所カード3枚以上を1セットとして開示することで、対応する怪物を自分の元に引き入れる
  3. 狂気研究を開示:場所カード全種(⑥~⑫)を1セットとして出すことで他プレイヤーを攻撃し、狂気キューブを1つ与える。また、同じラウンド内で研究が重ねられていく毎に、2セット目には2狂気ずつ、3セット目には3狂気ずつと狂気度合いが増していくのがマッドネス!(これはラウンド毎にリセット)

2と3のアクションは、それぞれ3セット分までを一気に開示することができる(2と3を同じアクション内で行うことはできない)。

クトゥルフ(⑥が3枚)とダゴン(⑨が3枚)のポータルを開いたぜ。
ワイの研究(⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫)で狂気に落ちろ!

【任意アクション】は特殊効果使用枠で、「獲得しているポータルを封印(使用)」することで、その怪物が持つ特殊効果をターン内に1度だけ使用でき、封印(使用)後はポータルカード置き場に戻す。

ワンモアターンがとてもお強いダゴン先生

必須アクション(+任意アクション)が終わったら、ターンが終了。ネクストプレイヤーへと廻っていきます。

ラウンドの終了とゲームの終了条件

ラウンドは、誰かが手札をゼロにするか場札がなくなることで終了となり、その時点で狂気キューブを10以上持っているプレイヤーがいなければ狂気研究合戦の決着は次のラウンドに持ち越されます。

誰かが手札をゼロにすると、ゼロにできたプレイヤーは狂気キューブを半分に減らすことが出来(切り上げ:7つだったら4つ返す)て、正気をその分取り戻せる一方、他プレイヤー達は狂気キューブを1つずつ受取り、狂気が進んでしまいます。

一方、場札が無くなった場合には、その時持っている場所カードの種類分だけ狂気キューブを受け取らねばならず、場合によっては一気に狂ってしまうことでしょう。

※場札が少なくなってくると、研究発表狙いでカードを集めることには大きな危険を伴ってきます

場札が少なくなってきたので研究発表を諦めて急いでポータル開くの図

こうして、狂気キューブを10個以上集めてしまい狂気の底に落ちてしまったプレイヤーが出たらゲーム終了、狂気キューブの一番少ないものが勝ちとなります。

ポータル(怪物)の効果

7種類あるポータルは、自分のターンの必須アクションの前後に【任意で】特殊効果を発動できるが、同じ場所カードのポータルが他プレイヤーに開かれると新たにポータルを開いたプレイヤーに移っていってしまうので、使うならタイミングを逃さず使うことが重要。

手札次第にはなるが、それぞれ以下の効果を持っているので、使いたい怪物のポータルを開いておこう。

  • クトゥルフ:1-2枚の場所カードを他プレイヤー1-2人に渡す
  • アザトース:誰かの手札からランダムで1枚を捨札にする
  • シュブ・ニグラス:誰かの手札を見た上で、1枚を奪う
  • ダゴン:もう一回自分のターンを行う
  • ナイアーラトテップ:場札から好きな1枚を手札にする
  • ショゴス:他プレイヤー達の必須アクションを場札1枚取るに固定
  • ガグ:自分のターンをスキップする
クトゥルフ神と愉快な仲間たち

正気を保つのか、狂気に陥れるのか

ポータルの特殊効果が使えるとは言え、手札を減らしていく方に持っていくのか、7種類揃えて他プレイヤーを攻撃しようとするのかで悩ましくなる。

ラウンド初期であれば、場札は豊富にある為、かなり余裕を持って強気で手札に引き入れていけるが、後半になってくるに連れて場所カードを減らしていきたいところ。だが、研究発表が増えてくると一気に狂気キューブを与えられるチャンスとも言えるのでどっちに振れるかが難しい。

そして、研究発表する度に威力が増していくというルールがあるが故に、研究発表で他プレイヤーを攻撃すること自体が次の研究発表でのより大きくなった狂気の矛先が今度はこちらをも狙ってくる為、まるで安心できない。攻撃しているはずが同時に自分自身もキリキリ攻め入られてる感がすごい。

そんな悩ましさが、これ以上研究すると研究対象の狂気に引きずり込まれて戻れなくなってしまうような感覚を、判っていながらも研究が止められないマッドな研究者チックな味わいで悩ましい面白い。

ハハッ、僕は正気だよ。

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