ホント、今更ながらに初めて伊坂幸太郎の小説を読んだ。前に伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」の映画を観て、「あー、小説だったら相当おもしろいんだろーなー」ってずっと思ってたんだけど、結局一冊も読めてなかった。
そんな中、最近お風呂読書の時間が長くなってきてたのと、仕事がらみじゃない本もたまには読もーかなーって思って、随分前にブックオフで今日だけ半額デーの時にごそっと５冊くらい買ってた伊坂本の中から、これをチョイス。
というのも、ずっと
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。
っていう帯というか、惹きの文句がいかにも気楽に読めそうで、楽しげだったんだよね。
で、結果から言うと、後半4/5くらいまでは、まぁおもしろいけど、このくらいはねぇって感じで（実際、湯船の気持ち良さもあって、ちょいちょい寝てた…）進んでたのが、ラストであれよあれよと伏線を回収し、おいおい！それも回収しますか！あーた！って具合に完璧に回収してのエンディングがホントに爽快だった。よし！映画も観よう、これ。
で、僕としては、響野の能力が欲しいなと思ったんだけど、他の人達はどうなんだろね。。
