先月、契約したマンションがオール電化マンションということで、オール電化の体験会に参加しに、「東京電力のショールーム」に行ってきた。
まずは座学。オール電化がいかに優れているかのプレゼン。パワポ使って営業マンがよくしゃべってました。その後、IHとガスとの火力比較→IH揚げ物体験→IHグリル体験→IH炒め物体験と一通り体験してきて、すっかりオール電化信者になって帰ってきた。
知らなかったこと:その1
エコキュートっつうのはエアコンの暖房と同じで、外の空気の中から暖かい成分だけを使って、タンクに貯めた水を暖める仕組みの名前で、パナソニックとか日立とかの製品名ではないってこと。冷房はこの逆の流れなんだと。
知らなかったこと:その2
IH調理器具は、ガラス天板が熱くなるから料理ができるんじゃなくて、鍋とかフライパンを直接、発熱させるってこと。なので、2mm先でから揚げあげてる鍋のガラス天板も余裕でさわれるし、調理中に鍋をずらして、すぐ触っても熱くないってこと。(でも、鍋の熱がガラス天板に伝わると熱くはなるから、しばらく調理してからだとやっぱ熱い)
知らなかったこと:その3
ガスでの湯沸しより圧倒的に早く、沸騰する。(引っ越したら活躍してもらおうと思ってたティファールの電気ポットは石垣ででも使ってもらおう)
知らなかったこと:その4
タイマー使えば、5分暖めるなら5分きっかり暖めることができるし、数字メモリで火力を調節(IHではIHレベルって言うらしい)するので、IHレベルは誰がやっても同じIHレベルで調理できる。なので、もらって帰ってきたレシピパンフにはIHレベル6(強)で焼き色が付くまで炒めましょう」とか、「IHレベル1(弱)で10分煮込んだら」とか書いてある。
知らなかったこと:その5
物理的に火が出る訳じゃないので、周囲があっつくないし。火そのものを気にしなくていい。見てて驚いたけど、から揚げあげてる鍋に、クッキングシートをかぶせて油の飛び散りを抑えるなんていうことができる。火が出てないからできる芸当!(こういうのに慣れちゃって、よそで同じことされて、そっちが火事になるとかはちょっと怖いな)
知らなかったこと:その6
IHで使える鍋かそうでない鍋かの判別は、「1:底が平らかどうか」と、「2:磁石がくっつくかどうか」で判断できること。
IHではできないことと、IHの弱点
フランベなどの実際に火を使う必要のある調理方法ができないのと、使う鍋を選ぶこと。でもラジエーターっていう実際に周囲が熱くなるコンロがついてるので、餅を焼いたりとか、海苔をあぶったりとかはそこでできる。
なんだかもう圧倒的なプレゼンの流れで、一気にオール電化万歳になっちゃいました。帰って、うぴっちゃんと二人でマグネットもって、一つ一つ「これはくっつくかな~?どうかな~?」ってやってて、母さんにもらってたル・クルーゼがくっついた時は、すんごいテンションがあがったw(ホーローものでも中に電磁線?とかが仕組んである場合がある)
結局、だめだったのは学生の頃に買ったパスタ鍋と湯沸かしに使ってた手鍋、それから小ぶりのフライパンが不合格でした。でも、去年買ったフィスラーの圧力鍋が使えそうだったしで、引越しん時の鍋購入費は抑えられそうでよかったよかったな日曜日でした。
お土産でもらった鍋敷き兼ビンの蓋空け
追記
ちょいとググッてみると、オール電化ディすられてる感じもあった。多くはオール電化の導入そのものがそもそもお金がかかって元がとれないってのと、調理がしにくいってこと。ま、もうオール電化は避けられないし、使ってみるしかないな。
体験者だから言えるオール電化のデメリット,IHのデメリット,エコキュートのデメリット